夏休み
高校生の娘が
こどもキャンプのリーダーとして参加をしました。
小学生の頃に
何度もお世話になった子どもキャンプです。
その期間にちょうど
月経がぶつかりそうでした。
日々のプログラムは
こどもの世話に追われるし
テントで寝たりもするし
どうしても、ぶつかるのは嫌だというので
薬で月経移動をすることにしました。
月経移動とは
旅行・受験・イベントごとなど
特別な用事と月経が重なって困るような場合
ピル（ホルモン剤）を内服することで、月経を移動させることをいいます。
月経と重なりそうで困る…という時に
ピルの内服を数日間続けることで
月経の移動が可能。（100％確実な訳ではない）
月経を前にずらすか
後にずらすかによって
ピルを服用するタイミングも変わってきます。
月経を前にずらす
月経がはじまって３～7日に服用。
低用量ピル、または中容量ピルを服用する。
それにより服用期間は10日～14日と幅がある。
イベントの前に月経が終わるようコントロールできる。
月経を後にずらす
月経前５～７日から服用し
イベントが終わるまで服用。
服用を停止してから5日以内に月経がはじまる。
後にずらす場合は、イベントの最中も
薬を服用しないといけない。
副作用があると、イベント中に吐き気がしたりとキツいこともある。
遅らせる期間が長いほど
子宮内膜が厚くなり、剝がれ出るものが多くなり
結果月経痛が酷くなるという記述もみかけました。
ピルの気になる副作用は
悪心、嘔吐、頭痛、乳房痛、不正出血など。
血栓症がおこることがまれにあります。
娘の場合
月経を後ろに移動することになり
ピルを服用しはじめ
吐き気はありませんでしたが
頭痛を多少感じたようです。
キャンプが終わるまで
忘れずに毎日服用しました。
服用停止してから
２日後に月経がはじまりました。
その月経では
いつもよりも重く
月経痛もキツかったようでした。
その次の月の月経は
さらにとても辛く
一日寝ている状態でした。
親目線で
私自身、月経移動は未経験で
どのように体調が変化するのかも
予想できません。
月経の悩みが何も問題ない高校生に
ホルモン剤を服用させることを
正直迷いましたが
マメにトイレにも行けない中
テントで寝泊まりしたり
川遊びのサポートをしたりする際に月経中だと
きっと困るだろうな…
と感じたので
一緒に婦人科へ行き、ピルを処方してもらいました。
人口的にホルモンをコントロールする
ということは、必要なことなのか？
とも思いましたが
イベントと重なることと天秤をかけたら
月経移動を選択、という結果に。
ピルを服用するのは珍しいことではないけれど
出来れば、自然なリズムに従って
日々を過ごしてほしいかな、と思っています。
娘は、月経痛がキツくなる
というおまけがついてきたので
今後、本当に必要な時以外は
月経移動は選択しないそうです。
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